台湾、シンガポール、マレーシア、そして日本を含めアジア太平洋圏に事業拠点を持つAI マルチメディアテクノロジー企業グループ KKCompany Technologies Inc.(以下 KKCompany)は、クラウドDX推進事業の日本法人として、Going Cloud Japan合同会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表:鄭 于佳、以下 Going Cloud)を設立しました。
日本国内における生成AI市場は大規模言語モデルを基盤としたテキスト生成が牽引する形で年平均成長率70.9%の割合で拡大(2023 年〜2027 年)しており、2027年には 1,600億円の市場規模に成長すると見込まれます(※1)。一方、国内では企業が安全にAI のインテグレーションを行う際に必須となるAI人材、特にデータサイエンティストの不足が課題となっています。
Going Cloudは アマゾン ウェブ サービス(AWS)のアドバンスドティア サービスパートナー(※2)として、クラウドへの移行、請求代行、 運用保守等のクラウドサービスを提供する他、豊富なデータサイエンティストと多様なAIテンプレートを保有しており、クラウドとAIに特化したシステムインテグレーターとして、企業独自の要件やデータ・セキュリティ方針を反映したAIの導入を強みにしています。具体的には企業内に点在するデータを効率的に収集統合するデータ管理システム、またチャットボット、レコメンドエンジン、コンテンツ生成等のAIソリューション適用により社内外の様々な情報の最適化、業務の効率化を支援します。
KKCompany は、1999年の創業以来、最先端のIT/メディアテクノロジー、クラウドやAI技術を活用し、音楽配信事業「KKBOX」、マルチメディア事業「BlendVision」、DX推進事業「Going Cloud」など、多様なビジネスをワールドワイドに展開しています。またKKCompanyは、 KDDI株式会社、トレンドマイクロ株式会社、HTC Corporation、Chunghwa Telecom Co.(中華電信)、Taiwan Mobile Co., Ltd (台湾モバイル)、GIC Private Limitedなどから出資を受けており、日本のみならずアジア市場での事業拡大を行っています。
「KKCompany グループとは15年来にわたり、音楽配信、動画配信サービスを通じた協業を行ってまいりました。これら協業にて長年培った知見を活かし、そしてAI を実装した DX 推進のためのプラットフォーム"Going Cloud"は、日本・台湾をはじめ、アジア各地でも拡がりを見せています。弊社の方針としても、5G通信を核として多様なパートナー様とともに新たな価値を生み出す「サテライトグロース戦略」を掲げており、その注力領域であるDX事業の一環として、KKCompanyおよびGoing Cloudに更なる期待をしています。」
「KKCompany グループがこれまで四半世紀に亘って培ってきた揺るぎないサービス品質とノウハウに裏打ちされた、Going Cloud のクラウドサービスと最先端のデータ / AI ソリューションを日本においても提供を開始できますことを大変嬉しく思います。営業・マーケティング活動、情報検索、文書・画像生成、カスタマーサービスやウェブサイト等、様々な分野における企業のDX 加速と生産性向上を支援したいと考えています。」
※1富士キメラ総研2023年8月発行 「Generative AI による IT ビジネスへの影響度分析および将来展望」の調査レポートより
※2 Going Cloud は AWS の以下の認定を取得しております。
AWS アドバンストティアサービスパートナー、AWS ソリューションプロバイダーパートナー、AWS 移行コンピテンシー